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部位別の効果的な乾燥肌ケア

乾燥肌の原因を知って、適切な対処を。

乾燥肌トラブルの原因は主に2つあり、1つは肌をとりまく「環境」、もう1つは誤った「スキンケア」によるものです。
秋から冬の間の「環境」は湿度が低く、これによって肌が乾燥します。10月には乾燥が始まってきているのですが、乾燥肌トラブルのピークは1月から2月。乾燥を自覚する前に対策をするとよいでしょう。
さらに、今はエアコンが普及しているため、肌がより乾燥しやすくなっていると言えます。肌のためには、せめて50〜60%の湿度をキープしてください。エアコンをつけた時は、加湿器を使って湿度が下がりすぎないようにしましょう。
「スキンケア」の方法としては、入浴時に洗いすぎないことが大切。日本人は清潔志向が強いので、体を洗いすぎる傾向があります。汗と埃はお湯で流せば落とすことができます。皮脂汚れだけは石鹸が必要ですが、石鹸によって皮脂が失われるので使いすぎないようにしてください。
また、冬は寒いので温まりたいという気持ちからお風呂に長く入りがちです。体が温まることで代謝アップ効果やリラックス効果がありますが、長く浸かりすぎると皮脂が失われてしまうため、乾燥の原因になります。特に皮脂の分泌が下がってくる20代後半以降の女性、50代以降の男性は気をつけてください。42度以上の熱いお湯も肌の乾燥を招くので、注意しましょう。
温泉は、特に硫黄系のお湯の場合、脱脂作用が強く肌がかゆくなることがあります。硫黄系の温泉に入ってかけ湯をせず、保湿ケアをしないと症状が悪化することも。入浴時には肌に水気がのりますが、蒸発する時に過乾燥になるため、すぐにクリームなどを塗ってケアしてください。

肌トラブルは、部位別ケアが効果的。

体の中で乾燥しやすい部位として「すね」「かかと」「手」があります。部位によって、肌がおかれている環境や特徴に違いがありますので、トラブル予防や治療の際にもそれぞれの部位に合った対処を心がけましょう。

「すね」の肌トラブルとケア方法

「すね」は、そもそも皮脂が出にくい部位です。皮脂が少ないため自然に乾燥してしまい、気づいたらカサカサ粉をふく「粉ふき肌」になったり、肌に亀裂が入っていることがあります。
予防のためには、入浴時にごしごし洗わないようにすることが何より大事。お風呂で洗いすぎて、悪化させてしまうケースが見られます。
「すね」の場合は、軽い乾燥と鱗屑(りんせつ)から始まって「粉ふき肌」になり、肌に亀裂が入ります。ヘパリン類似物質などを含む治療薬などを塗って早めに改善させましょう。

「かかと」の肌トラブルとケア方法

かかと」は、皮脂の分泌がほとんど無く乾燥しやすい部位です。また、全体重がかかるので、刺激から保護するために角層が厚くなっています。そのため皮膚が硬くなりやすく、乾燥すると深く割れてしまいやすいという特徴があります。
薬やクリームを塗ると歩く時にベタつくので、塗りにくい場所ですが、お風呂上がりに付けると効果的です。薬やクリームを塗った後に靴下を履くと、浸透も良くなり保湿にもなっておすすめです。

「手」の肌トラブルとケア方法

「手」はよく使う場所で、洗う回数も多く、いろいろな物に触れるため荒れや割れを繰り返しやすい部位です。しかも冬はお湯で手を洗ったり家事をしたりすることが多くなり、皮脂が流れ落ちやすくなります。「濡れて、乾いて」をくり返すうちに皮脂が失われ、角層のバリア機能が壊れて外からの刺激に弱くなり、症状が出やすいのです。
手あれの予防法は、できる限り濡らさないようにすることです。作業をする時は、手袋をしてください。料理をする時は、下ごしらえの段階から全て手袋を着けると回復も早まります。「手」を洗った時は、毎回すみずみまで拭き切ってクリームを塗ることで違ってきます。
症状が少しの乾燥程度なら、ハンドクリームで大丈夫です。昔から肌あれに適していると言われるパンテノールが入った薬などを使うのもよいでしょう。ステロイドは治療効果に優れた安全な薬です。ただし長期にわたって塗り続けると皮膚が萎縮するため、改善したらハンドクリームに切り替えてください。

女性におすすめの乾燥肌対策は…

まず、家事をする時におすすめの乾燥肌対策をご紹介します。料理をする際は、始める前に使い捨ての手袋をするよう心がけましょう。手袋をはめて下ごしらえから後片付けまで行い、なるべく食器洗い機を使うとよいでしょう。とにかく、「濡らさない」ということを徹底します。
手あれに関しては刺激しないことが大事なので、掃除するときも手袋を着けます。
加湿器は、乾燥が始まる10月上旬から使用するのがおすすめ。冬はエアコンを使わず、暖房はオイルヒーターを使用し、同時に加湿器を付けます。
入浴する時の温度は、冬は40〜41度、夏は39度で温度を低めにし、長風呂をしないようにしてください。乾燥しやすい「すね」や「前腕」には、できるだけ石鹸を使わず洗います。入浴後は全身にクリームを塗って、寝る時はかかとの部分の密度が高い靴下を履きます。クリームの浸透力がアップして、回復も早くなります。時間のある時は、リラックスも兼ねて、オイルマッサージでケアするとよいでしょう。お風呂から上がって、時間をあけずに塗ることがポイントです。